Visaやグリーンカードについては何度も書いていますが、やはりまだまだ問い合わせが多いので、様々な角度からご案内させていただきます。
小さな島ではうわさがすぐまわり、時に事実と全く異なる情報が回ってしまうことがあります。その中の一つがこの「2000万でグリーンカードがもらえる」うわさです。
2000万を投資してもグリーンカードはもらえません。
どうしてこの様なうわさが流れてしまったのか詳しくはわかりませんが、恐らくビザを取れた人がたまたま2000万円くらいの物件を購入したことがビザの取れた理由と勘違いされたのだと思います。
グアムで外国人のビザ取得を専門にやっている弁護士さん達に何度も確認しましたので、2000万円の投資でビザが取れるという情報はガセネタです。
ただし、弁護士さん曰く、最低2000万円くらいの資本金があることで事業計画書に現実味が出てくるので一つの判断基準にはなると言っています。しかし、あくまで基準の一つになるという事で、金額だけの問題ではないと強調していました。
グアムにいて私が感じていることですが、本気で移住したい、商売を始めたいと思っている人はこの基準を鵜呑みにはしないということです。グアムに住んでいる日本人は親切心で持っている情報を教えているだけですので全てに当てはまりません。
毎年の様に法律が変わるアメリカで絶対にビザがとれるという保証はどこにもありません。グアムに住んでいる日本人でビザやグリーンカードを持っている人は大きく分けて3つです。
弁護士を通して申請を行い、資金も日本から持ち込み、現地の雇用もしてローカルにも認められている商売のオーナーさん等。
アメリカ国籍の人と結婚してもらえるビザ。
グアムに出店している日本企業の社員として発行されるビザ。雇用は現地で行う為、マネージャー職より上のポジションでしか発行されない場合がある。
2000万から3000万の物件を買えば永住権がもらえると勘違いさせる業者も中にはいるようなので、トラブルになる前にしっかりとリサーチをしておきましょう。
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